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2006年7月20日 (木)

聴覚障害学生援助の試み(10)

 ディベートをすることになり、とりあえず、学生たちのを発言を私がパソコンで打ち込み、彼の発言は自分でパソコンに打ち込み、みんながそれを読むという形にすることは決めた。しかし、実際にどのようにパソコンを接続し、どのようなソフトでやるかは、考えなければいけない。
 まずarvelのUSBファイル交換ケーブルというのを使い、相手方のファイルを読む形で、チャット形式ができるのではないかと考え、やってみた。しかし、これはあくまでも相手のファイルを読むもので、ディスプレイに表示されている内容をリアルタイムで読みあうことができるわけではないことがわかり、やめることにした。もっとも、やり方がわからなかっただけで、本当はできるかも知れない。
 その後、サーバーを通したチャット形式を試してみることにして、いくか無料のソフトをダウンロードし、やってみたが、結局、intrachat というフリーソフトを使うことにした。ひとつのパソコンをサーバーとして立ち上げると、クライアントはインターネット・エクスプローラでチャットに参加できるという手軽なソフトなので、これを使うことにした。
 事前に彼と練習するために、研究室にきてもらい、60分ほど相互にこのソフトを使用して、ソフトにも慣れた。
 それで本番を迎えた。

Debate1

 パソコン構成は、チャットのサーバーとして使用するパソコン、彼が使うパソコン、そして、私のもの。私のには、親指シフトキーボートk611が接続されている。そして、私のパソコンから教室のスクリーンにつながれて、私のパソコンと同じ内容がスクリーンに映し出される仕組みになっている。
 今回は音声認識ソフトはまったく使用せず、とにかくすべてキーボードからの打ち込みで処理した。
 結果は、たぶんディベートがきちんと成立したということになるだろうか。彼自身もキーボードを打って発言したし、また、他の学生たちの発言は、私は打ち込んでディスプレイに表示したり、スクリーンで見ることができたので、内容は理解したはずだ。

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